うつ病患者の周辺看護者のための視点・状況・志向・文脈

研究内容

システムとユーザがインタラクティブに質問応答を繰り返しながら会議に関する情報を検索し,議事録を⽣成するプロトタイプシステムを設計しました.本システムでは,議事録に対して様々な問い合わせを⾏い,その結果を受け,さらに新たな問い合わせを繰り返すことで,その会議を個⼈的な視点から振り返ることができます.会議録の再利⽤性を⾼めるためには,議論の構造的な情報やそこに含まれる意図を理解する必要がありました.そのため,この研究では,議論に含まれる意図を明⽰的に表現するため,発⾔間の関係や階層的な重要度を表す⽊構造とその抽出⽅式を提案しました.提案システムでは,この⽊構造をインタラクティブに操作することで,ある観点に対応した意図の抽出や要約などのさまざまな情報抽出をおこなうことができます.

この研究の問題意識は,従来の議事録では会議の表⾯的な事実を纏めることが多いため,明⽰的に⽰されていない情報を把握することが難しいというところにあります.また,記録された会議録は,会議中いかに意⾒が交わされたのか,どのような流れを経てその結論に⾄ったのかなど,多くの情報を含んでいるため,再利⽤することで新たな価値を⽣むコンテンツであると考えています.

発表歴

  • Toshihide Saito, Eiji Aramaki, Mai Miyabe, Keiji Hirata, Automatic Classification and Tagging of Blog Articles with the Aim of Supporting Caregivers of Depressed Family Members, Proceedings of the International MultiConference of Engineers and Computer Scientists 2016 Vol I, pp.303-306 (IMECS 2016).
  • 齋藤俊英, 荒牧英治, 宮部まい, 平田圭二, うつ病患者の周辺看護者に向けた構造化検索結果の可視化, 情報処理学会第78回全国大会 2R-04 (March 2016).
  • 齋藤俊英, 平田圭二, 荒牧英治, 宮部真衣, うつ病患者の周辺看護者支援に向けたブログ記事へのタグ付けと分類, 情報処理学会第77回全国大会, 3Q-07 (March 2015).
  • 齋藤俊英, 平田圭二, 竹川佳成, 荒牧英治, 宮部真衣, うつ病患者の周辺看護者のための検索手法の提案, 情報処理北海道シンポジウム2014, B-38 (October 2014).