プロジェクタによる一斉制御が可能なユビキタス光デバイス

近年,発光ダイオード(LED: Light Emitting Diode)を用いた電飾アートは電子技術の発展にともないその表現力の幅を増している.しかし,従来の電飾アートの動作は単純で点滅パターンの組合せやマイコンによる簡単なインタラクションの導入にとどまっている.電飾アートにおいて柔軟な動作変更や複数デバイスの協調動作を行うためには,各デバイスを識別し,それぞれに対して位置を考慮した個別のプログラムを用意する必要がある.そこで本研究ではプロジェクタによる一斉制御が可能なユビキタス光デバイスを構築する.提案手法では光センサを搭載したデバイスにプロジェクタの光を照射し,LEDの動作を制御する.また,提案デバイスは,光センサの感度の自動的調整機能や,光コマンドによる制御機能を持つ.評価実験,実運用を通して,提案手法の有用性を確認した.

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中田眞深, 児玉賢治, 藤田直生, 竹川佳成, 寺田 努, 塚本昌彦, “プロジェクタによる一斉制御が可能なユビキタス光デバイスの設計と実装,” 情報処理学会論文誌, Vol. 50, No. 12, pp. 2871–2880 (2009年12月).