研究内容
本研究の目的は,文章の修正の前後で生じた差分を元に,書き手へのフィードバックを生成する機能の提案です.推敲は,文章をより良いものにするために行われます.従って,その前後で生じた差分に着目することは,書き手の意図を読み取ることに繋がります.本研究では実際に学生が書いた論文を観察し,生じた差分についてのケーススタディを行いました.また差分を元に考えられるフィードバックの一例を示しました.
発表歴
- 山口葵, 平田圭二, 結束性と整合性を元にした文章の評価基準作成に向けて, 情報処理学会第78回全国大会 3R-04 (March 2016).
- 山口葵, 竹川佳成, 平田圭二, 単語どうしの共起関係を用いた物語テキストの自動分割手法とその評価 – 歌詞の自動生成を目指して-, 2015年度 人工知能学会全国大会(第29回)論文集, 2K1-5 (May 2015).