身体的コミュニケーションを促進するタッチシェイク

研究内容


本研究は,高齢者の生活リハビリテーションを目的としたコミュニケーションツール Touch-Shakeの開発と評価を行う.Touch-Shake は,身体接触を検知して Touch-Shake から音と光を発し,使用するユーザ個々の体格や体調,接触する相手によって音と光を変化させるインタラクションを実現するのである.このため,ユーザは Touch-Shake を用いた身体接触によるコミュニケーションが楽しくなり,親密なコミュニケーションの機会が増える.本研究では,Touch-Shake を介護老人保健施設に入居する高齢者向けに開発し,ユーザ同士が Touch-Shake を用いることで,生活リハビリテーションやコミュニケーションにどのような効果があるかを検証した.

発表歴


  • 山口陽平, 柳 英克, 竹川佳成, “Touch-Shake:高齢者の生活リハビリテーションを目的としたコミュニケーションツール,” 情報処理学会研究報告, Vol. 2014-HCI-156, No. 4, pp. 1–5.
  • Yamaguchi, Y., Yanagi, H., Takegawa, Y., “Touch-Shake: Design and Implementation of a Physical Contact Support Device for Face-to-Face Communication,” Proceeding of IEEE Global Conference on Consumer Electronics (GCCE2013), pp. 170–174 (Oct. 2013).