歌唱から歌詞の発声タイミング抽出と発声タイミングモデルの提案

研究内容


近年VOCALOIDやUTAUなどの歌声合成ソフトの普及により歌唱を含んだ楽曲の創作が以前よりも容易になりました。しかし人間らしく歌唱させるには細かいパラメータ調整が必要となります。特に歌唱表現の一つとしてあえて発声タイミングを遅らせたり早めたりするような歌い方をさせるためには歌唱のリズムをずらして打ち込まなければいけなく、そのためには微調整が必要であり、そもそも不自然なずらしにならないように打ち込む本人にリズム感がなければいけません。この研究の最終的な目的として、ずらしを用いた発声タイミングのモデル構築と実際に歌唱へ自動付与するシステムの構築が上げられます。

ポスター


キーピクチャ


発表歴


  • 藤田千尋, 平田圭二, 竹川佳成, 歌唱におけるタメ表現のモデル構築へ向けて, ヒューマンインタフェースシンポジウム論文集, 1539D (September 2015).